ナノリピジュアで人気の白髪染め
アンデプラン アートオブカラーは、主に環境洗剤・健康食品を販売している株式会社グリントスが販売している、トリートメントタイプの白髪染めです。ナノリピジュアカプセルの中に美容成分と染める色素を詰め込み、効率よく髪に行き渡るとした、新しい技術を採用しており、人気のでている商品です。
バイオテクノロジー企業が開発
アートオブカラーを開発したのは、バイオテクノロジーのベンチャー企業「アドバンジェン」です。アドパンジェンは、最先端の遺伝子研究や生命科学の研究結果をいち早く応用したヘアケア製品を作っており、ナノレベルの技術が白髪染め「アートオブカラー」にも生かされています。
リピジュアと各種褐藻エキス配合で潤い重視
全成分
アンデプラン アートオブカラーの成分特徴
- ポリクオタニウム-61(リピジュア)
- クロメエキス、オキナワモズクエキス、褐藻エキス
- ポリクオタニウム-61(リピジュア)
- クロメエキス、オキナワモズクエキス、褐藻エキス
ポリクオタニウム-61、通称リピジュアはヒアルロン酸の保湿力の約2倍という高い保湿力があり、水で洗い流しても保湿効果が持続します。乾燥すると保水性に優れた疎水性皮膜を形成することで時間が経過しても高い保湿力を維持できます。
利尻ヘアカラートリートメントのヒットですっかり昆布・海藻系エキスが白髪染めに配合されることが多くなりましたが、アートオブカラーは、クロメエキス、オキナワモズク、褐藻エキスと3種類の昆布・海藻系エキスを配合しています。昆布・海藻系エキスの効果は保水・保湿ですが、リピジュアと合わせてより高い効果を得られることが期待できます。
ちなみに、クロメエキスは、くろめヘアカラートリートメントにも含まれています。
アートオブカラーの染める成分
- HC青2、HC黄2
- 4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール
- 塩基性青99、塩基性茶16、塩基性赤76
染める成分は、「塩基性染料」「HC染料」「4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール」の組み合わせで、「ルプルプ」「レフィーネ」、利尻ヘアカラートリートメントなどと同じ成分配合です。
ナノリピジュアで染める色素を効率よく髪に届ける効果はありますが、染料自体は同じなので、絶対的な染める能力は他の白髪染めと比較しあまり変わらないと思われます。
コストパフォーマンスは一般的
キラキュアシャインヘアカラーは、1本購入の場合、210g で 3,180円の販売価格で、グラム単価は、15.14円 になります。利尻ヘアカラートリートメントとほぼ同じグラム単価です。
販売価格 | 内容量(g) | グラム単価 |
---|---|---|
3,180円 | 210g | 15.14円 |
カラーはベーシックな3色
■ブラック ■ダークブラウン ■ライトブラウン ■ライトブラウン
カラーはベーシックな「ブラック」「ダークブラウン」「ライトブラウン」の3色が用意されています。
効果に合わせてシャンプー前、シャンプー後どちらでも利用可能
より効果的に染めたい場合は、シャンプー前の乾いた髪に利用し、トリートメント効果を実感したい場合には、シャンプー後の利用を薦めています。どちらの場合も放置時間は15分~25分です。
アンデプラン アートオブカラーの口コミ
ネット上での口コミのまとめ
他のトリートメントタイプの白髪染めより染まりやすいというコメントもちらほら見かけますが、「ナノリピジュアで思い通り染まる。期待以上の白髪染め。」というキャッチコピーのため、もっと染まることを期待していた方が多いようで、「思ったより染まらない」というコメントが多いです。
成分の欄でもコメントした通り、染毛のための成分は他のトリートメントタイプの白髪染めと変わらないので、他のトリートメントタイプの白髪染めと比較し、ものすごく染まるということはそもそもありません。しかし、トリートメントタイプの白髪染めの中では染まりがよいほうだとは思います。
におい、刺激に関しては、ほとんどの方が「ない」と感じています。
また、容器がラミネートチューブではないので、使いづらいと感じている方が多いです。
ルプルプか利尻ヘアカラートリートメントほうがオススメ
ナノリピジュアや豊富な昆布・海藻系エキスの配合で保湿・保水に優れ、また染まりも良さそうなので、魅力的な商品に見えますが、よく調べてみれば、他のトリートメントタイプの白髪染めと比較し、飛びぬけて優れていることはなく、コストもそれほど良くないことやパラベン(防腐剤)が入っていることを考えると、逆にあえてこの商品を選ぶ魅力に乏しいと感じます。
同様の潤い重視の昆布系の白髪染めである、利尻ヘアカラートリートメントや、ルプルプのほうがいいかな、という印象です。
ただし、トリートメントタイプの白髪染めはかなり利用者の髪質に効果が左右されますので、この評価は絶対ではありません。染める能力は低くはないので、気になるのであれば、一度利用してみるのもよいと思います。